欠かせない点
数々の作品が映画化される等、売れっ子作家の森沢明夫さんは、『プロだけが知っている小説の書き方』という著書で惜しげもなく様々なノウハウを紹介されています🗒️✏️
主人公には、長所と必ず欠点がある事で読者に愛され人々の記憶に残るそうです。
インタビュー動画でも、森沢さんはわかりやすくドラえもんで例えていらっしゃいます。
🙋♀️
ドラえもんは、何でも叶える道具を出してくれ頼りになるけど、ネズミが苦手過ぎたり、
のび太くんはとても優しいけど、怠け者だったり、スネ夫はお金持ちだけど腰巾着だったり等など…国民に愛され続けるアニメは脇役にまで長所と欠点があるそうです。逆にドラえもんの中で、出来杉くんは頭も良くて、顔も良くて、ジェントルマンで完璧でも、印象が残りにくく主人公にはなれません✨✨✨
欠点は、「欠かせない点」だそうです。
欠点が多いと自分の事を思っている主人公は優しく、皆んなからいじめられている人をさりげなく助けたり、困っている人を放って置けなかったり、そういう伏線はやがて、主人公がピンチに陥った時に、誰かの助けを得て乗り越え、多くの成長を得てハッピーエンドに繋がります😆😆😆
森沢さんが、夥しい数の取材を続ける中で成功者は共通して「人に恵まれた」と口を揃えて言うそうです。欠かせない点をポジティブに捉え、自覚し、補い合う優しい社会って物語だけでなくて実社会でも素敵だなと思い勉強になりました📚📖
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